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焼きラーメンを作ろう [自作料理]

 博多出張から無事帰宅。
 余韻の残っているうちに屋台名物焼きラーメンを再現してみましょう。

 焼きラーメンは小金ちゃんが祖とされている。ここ数年で食品メーカー大手から麺とタレをセットにした家庭用のパックが販売されており見かけたことのある方もあるかも。

 焼きラーメンには幾つかのヴァリエーションがある。麺を予め茹でずに鉄板の上で炒めたり、味付も醤油味にしたりと各店が工夫を凝らしている。
 今回の調理は元祖の小金ちゃんの調理法に準じる。
 作り方もそんなに難しくないので是非トライしていただきたい。
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 麺はマルタイの棒ラーメンを使用。これはニシザワショッパーズ双葉店で常時販売されている。
 袋入りラーメンのコーナーではなく素麺等のコーナーにございます。
 外観からは麺のみに思えるがスープと調味油がちゃんとセットされている。麺は2袋(4人前)を用ゐるがスープと調味油は一袋分(2人前)のみ使用。
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 具は玉葱、人参、葱、ぶなしめじを選定。野菜は好きなものでOK。野菜は細めに刻む。肉は挽肉を使用。勿論豚細切れ肉でも良い。もやしは画面に写っているが入れ忘れてしまいました。
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 麺は固目に茹でる。コンロを二つ使えれば野菜が炒め終わった頃に茹で上がるようにする。
 コンロが一つの場合は事前に茹でておいて附属の調味油かサラダ油をまぶして麺がくっつかないようにしておく。
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 野菜炒めはウスターシャソース大匙3杯程(贅沢にトキハの生ソースを使用してみた。)で味付、好みで黒胡椒を加えて作成。
 野菜に火が通ったら豚骨スープを粉のまま全部投入。麺をすかさず投入し少し炒める。
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 水200cc(増減)を加え少し麺がスープに浸かる様にする。麺から溶け出した成分で少しトロミが付いているはず。
 仕上げにオタフクソースを大匙3杯程加える。
 元々は酒のつまみなので味は濃い方が美味しい。
 焼酎だけでなくビールにも合う。
 普段殆ど飲まないのだが、同じように酒のつまみから始まったローメンの真価を味わうには、飲みながら喰べてみないといけないのかも知れないね。
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 好みで白胡麻、刻み万能葱、紅生姜を添えていただく。
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 野菜炒めが余ってしまった時の翌日のメニューにしても良いよね。ソースは2種類使うのがコツです。

博多の屋台を楽しむ 小金ちゃん 焼きラーメン & めんたい玉子焼き [県外遠征(福岡県)]

 博多の夜のお楽しみといえばやはり屋台巡りだろう。
 天神周辺や市内を流れる那珂川沿いに屋台が立ち並ぶ。
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 夕刻になり屋台に火が灯り始めると仕事帰りのサラリーマンやOLがのれんを潜る。若い人も含め女性客も多いね。
 若い女性も「~~たい。」「~~とよ。」といった方言で喋っているのがいかにも博多情緒を増す。
 上伊那というか伊那谷だと語尾に「~~だに。」と付けるのだがさすがに若い人はあまり使わない(ちょっとふざけて使うことはある)。
 
 屋台は最盛期は200軒以上登録されていたが基本的に免許は身内にのみ譲渡可能で店主達の高齢化に伴い一時期減少が懸念されていた。
 今回も数年ぶりの博多出張だったのでちょっと心配していたが活気がちゃんとあって一安心。
 2011年秋時点で150軒程度が営業を続けているそうだ。
 天麩羅専門店やカクテルを得意とする店、洋風メニューに長けた店などヴァラエティに富んだ屋台には目移りしてしまう。
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 那珂川沿いから歩いて天神駅周辺まで戻ってきた。
 古参の屋台の一つ小金ちゃんを偵察すると幸い空席あり。
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 ブヨブヨッと滑り込む。
 先ず1杯目はハイボール。
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 最近はこれを頼んでしまう。
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 メニュー表とにらめっこしてつまみにめんたい玉子焼きを注文。これも看板メニューの一つ。
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 博多葱入りの卵焼きで辛子明太子を包んである。
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 適宜マヨネーズを付けていただく。
 明太子がたっぷり入っているのでちょっと辛目で酒のアテには良い。
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 2杯目は芋焼酎。湯割りで注文。オッサン(もとへ、ナイスミドル)は普段あまり飲酒しない(飲めない訳では無く、内緒だが職種の関係)、今日は自動車の運転はありえないし特別。
 2個前の営業所の同僚が焼酎好きで以前の出張時に一緒にここに来たなぁ。
 ちょっと焼酎についての薀蓄。呑兵衛にとっては常識だろうが焼酎には甲類と乙類がある。
 酎ハイなどに使われているのは主に甲類で無色透明、癖も無いので各種フレーバーと混合される。
 一方乙類は本格焼酎と呼ばれることもあるように材料となった作物の風味が残されている。
 芋、麦、胡麻などがポピュラーだが変り種では焼き芋、トマト、牛乳などの焼酎が販売されている。結構何でも焼酎になるみたいだがもしかしてローメンの焼酎も可能なのだろうか?
 件の同僚の御勧めは水割りで、しかも混ぜた後に冷蔵庫で1-2日寝かせてから呑んでいた。
 ぐだぐだと書き綴ったが普段は甲類焼酎ばかりの方も是非屋台では乙類焼酎を味わってみて欲しい。

 さて、もう一つのオーダー、焼きラーメンも来ました。
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 焼きラーメンは博多、しかもこの小金ちゃんが発祥の名物料理だ。
 折角なので作り方をじっくり鑑賞してきた。自作料理の方でレシピを公開するので興味のある方は試されたし。
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 濃い目のとんこつスープで博多ラーメンの細麺を炒めてソースで味付してある。ちょっとドロッとしているのが特徴。味付は濃い目でローメンの様に酒のつまみとして楽しむ。

 溶き芥子が添えられるが自分的には使わないほうが好み。

 2品摂取したが皿の上を見て違和感を感じた方はおられるだろうか。
 ちょっと殺風景と云うか、華がないというか。
 一般の飲喰店だとキャベツの千切りやレタス、パセリ等が添えらるのが普通だと思う。
 これは食品衛生法の規定により屋台では生物の供与が原則禁止されているためだ。
 刺身類のみならず生野菜も該当してしまいサラダもメニューに載せることができない。
 
 さて、固い事は脇に置いてもう一軒行って見ましょう。

美味い棒(第3回) [ネタもの]

*例の如くしょーもない上に長いです。12月23日の記事を読んでいることが前提です。元ネタの二作品に敬意を表します。*

<アバンタイトル>
<第2話のあらすじ>
 先生がおかしなうまい棒スティックパーティーでうまい棒を切り裂いた。
千幻万化するその味わいにその場にいた全員が酔い痴れる。
だが、先生は更なる高みに一同を導こうとしていた。

<メインタイトル>「美味い棒-UMAIBOU-」


 駄菓子屋の店内。
先生がおかしなうまい棒スティックパーティーを構える。
あまりの集中振りに一同は一声も発することができずただ見守るのみ。
先程までと異なり掛け声無しでゆっくりとしかし淀み無く内筒(プッシャー)を奥まで押し込む。
一切の無駄を排した一連の動きに一同はただただ見惚れるばかり。
 
 先生はうまい棒を何本か立て続けに処理したところで深い息を吐き、おかしなうまい棒スティックパーティーを脇に置いた。
 先生の額から玉のような汗が噴出す。と同時に先生がへたり込むかのように椅子に座り込んだ。
中年「先生!!」
先生「中年、大丈夫だ。」
 
 皿の上に押し出されたうまい棒は何故か元の形態を保っているように見える。 
 眼鏡の男がスッと一歩前に進み出た。
眼鏡「ちょっと失礼。」
 眼鏡の男がうまい棒を少しつつくとうまい棒がパカッと二つに割れた。切断面は波打っているかのような幾何学的な外観を呈していた。
小娘「綺麗.....」
若僧「口惜しいが見事だ。」
Tommy「コレハバテレンノヒジュツデスカー?」
部長「........」

 若僧達がうまい棒に手を伸ばそうとすると先生がそれを制す。
先生「まだだ。」
先生は色の違ううまい棒同士を組み合わせ始めた。
本来は別々のうまい棒だったのに元からそうであったかのように円筒形に復す。
色の違いで境目が判別できるがパッと見、切断面は判らない。
一同に装いが新たになったうまい棒が配られ各々が口に含む。

 若僧が激しい驚愕を示す。
若僧「こ、これは何だ。今までに経験したことのない味だ。」
小娘「何て複雑な味わい。しかも一口ごとに味が変わるのよ。」
Tommy「オー、シッカリアジワウドコロカ、イッキニタベテシマイマシタ。ヤッパリワカゾウノボーナスハナシデース。」
部長「.......」
眼鏡「これは2つの料理を同時に味わえる、正に画期的です。」
キザ男「何だか、うまい棒が段々と好きになってきました。」

 先生が気力を振り絞って若僧に告げる。
先生「若僧、うまい棒にはまだまだ無限の可能性があるのだ。オマエはうまい棒をただ割っただけで満足してしまっていた。そんなことでは、真に人を感動させるには程遠いわっ!!このたわけっ!!」
項垂れる若僧。

 眼鏡の男が先生に近寄り語り掛ける。
眼鏡「ちょっと、それ拝見させていただいて宜しいでしょうか?」
先生がおかしなうまい棒スティックパーティーを眼鏡の男に手渡す。
先生「御覧いただこう。」
眼鏡の男はポケットから手馴れた様子で白い手袋を取り出し両手に嵌めてから受け取った。暫く眺めた後に続けた。
眼鏡「この刃の角度に秘密があるのですね。僕の目に狂いが無ければこちらは平成の名工、15代目寶富篤作と御見受けしましたが。」
先生「やはり、判っておられたか。」
眼鏡の男がやや形式ばった感じで御辞儀をした。
眼鏡「恐縮です。」
眼鏡の男が先生におかしなうまい棒スティックパーティーを返却した。

 若僧は言葉を失い、ただただ項垂れていたが、暫くするとパッと顔を上げ突然女主人に告げた。
若僧「ばっちゃん、ナイフを貸してくれ。」
女主人「こんなのしかないよ。」
女主人が若僧に刃渡り30cmは在ろうかという、ごついサバイバルナイフを手渡す。
シルベスタ・スタローンが扮するランボーが持っているようなアレだ。
キザ男が職業柄かちょっとナイフを警戒する。一歩前に踏み出そうとしたが眼鏡の男に制された。
小娘「若僧さん。いけないわ。幾ら先生に適わないからって暴力に訴えるのは。」 
若僧「そんなわけないだろっ。」
若僧はうまい棒の上部を斜めに削ぎ、側面に幾つか穴をこじ開けた。
先生「若僧めが、苦し紛れに何か始めよったわ。」
若僧は周囲の雑音を気にせず作業を進めていく。
若僧「よし。できたぞ。」
若僧の掌の上には見事に細工されたうまい棒が載っていた。
Tommy「オー、ナンデスカ、ソレ?」
部長「.....」

 若僧がうまい棒を唇に押し当てて息を吹き込むと音が出た。
「ビョー、ビョー、ピョー。プスー。」
哀愁を帯びた音色が断続的に流れ出した。
今度は逆に先生が驚愕する。
先生「うっ。」
小娘「若僧さん。凄いわっ。」
Tommy「オー、ボーナスノコトハカンガエナオシテアゲテモヨイデース!」
部長「何故か心に沁みる音色だね。」

 若僧が一通り演奏を終えた。続けて得意げに解説する。
若僧「うまい棒は喰べるだけじゃ無くてこうやって楽しむこともできるんだっ。因みに野菜や竹輪でもこれができるんだぜ。」

 先生が苦虫を噛み潰したかのような顔で席を立ち中年に告げる。
先生「中年、帰るぞっ!!おかしなうまい棒スティックパーティーは若僧、オマエにくれてやるっ!!せいぜい修練に励むが良いわっ!!」
中年「は、はい。」
中年がおかしなうまい棒スティックパーティーを若僧達のテーブルの上に置いた。
先生が店を出る。中年が去り際に済まなそうな顔をして若僧達の顔を見た。
中年「若僧様、申し訳ございません。」
先生「中年、何をしておるっ!!
中年が慌てて先生の後を追う。
程無くしてリムジンが店を離れた。

眼鏡「僕としたことが、少々長居をし過ぎました。そろそろお暇(いとま)しましょうか。」
 その時、突然携帯電話の着信音が響き渡った。眼鏡の男がポケットから携帯電話を取り出し耳にあてる。
眼鏡「はい、眼鏡です。................................、はい、そうでしたか。どうもありがとう。」
キザ男「眼鏡さん?」
眼鏡「落語好きさんからです。うまい棒の新製品は黒糖味だそうですよ。お土産にいただいていきましょう。」
 うまい棒黒糖味の袋を手にした眼鏡の男とキザ男が店を出て行こうとする。玄関を越えようとする寸前、不意に眼鏡の男がくるりと振り返った。右手の人差し指を立てている。
眼鏡「最後にもう一つ。そのおかしなうまい棒スティックパーティーですが、チョコレートには対応していないようですよ。御用心。じゃあ。」
 店の外から段々と遠ざかる眼鏡の男とキザ男の会話が聞こえる。
眼鏡「キザ男君。そもそもうまい棒というのは1979年、福岡.......」
キザ男「車の中でじっくり承ります。」
 スポーツカーが急発進して走り去る音が聞こえてきた。

 2グループが去った店内は静けさを取り戻した。
 テーブルの上にはおかしなうまい棒スティックパーティーが残されている。若僧がそれを手にして投げ捨てよう
 とした。
若僧「くそっ、こんなものっ!!」
 小娘がその手に縋り付きつつ諭す。
小娘「若僧さん、いけないわ。先生は貴方に期待しているからこそ、これを授けてくださったのよ。貴方はそれに応えなければならない筈よ。」
若僧「やつにそんな了見があるもんかっ!!」
小娘「先生はうまい棒に更なる可能性があることを私達に教えて下さったわ。次は貴方の番よ。」
若僧「くっ。」
 若僧は荒々しくおかしなうまい棒スティックパーティーをポケットに捻じ込む。
若僧「ばっちゃん。この店にあるうまい棒をありったけくれっ!!」
女店主「あれまー、1901本で19,960円(消費税込み)だよ。10円負けてあげるよ。」
 若僧が財布を勢い良く取り出して中身を見る。中には小銭が数枚と勝馬投票券(いわゆる馬券)が数枚。
若僧「.................、小娘さん、ゴメン....、ちょっと貸して下さい.......。」
 小娘はガクッとするがお札でパンパンに膨らんだ財布の中から諭吉さんを数枚無造作に引き抜いて若僧に渡した。
女主人「はい、御釣、50萬両だよっ」
若僧は残りの札を自分の財布に何の躊躇いも無く入れる。
程なくして若僧一行も店を出た。

 店の前でうまい棒を詰め込んだ袋を手にした若僧が吼える。
若僧「見てろよ。次こそは貴様をギャフンと言わせてやるっ!!」
 若僧の目に闘志の炎が燃え盛る。
小娘「そうよ、若僧さん。その意気よっ!!」

<エンディング>
 首都高を走るリムジン。後部座席には先程の先生。窓の外を眺めながら先生が呟く。
先生「若僧めが......、フン、小癪な真似を.........。」
 口調とは裏腹に先生の目には仄かな優しさが浮かんでいた。

--------------------完-------------------------


Cast
1)若僧:20歳代後半の青年。一応ネクタイ、スーツ姿だがちょっとだらしない感じの服装。「先生」と何やら確執があるのかも。やや単細胞な性格。先生の偉大さについては理屈の上では理解しているが、とある事情のために素直になれない。更に金遣いに問題があることが判明した。
2)連れの女:20歳代前半の可愛らしい女性。若僧に好意を持っている気配あり。先生を尊敬している。事情を理解した上で若僧には先生に正々堂々と立ち向かい乗り越えて欲しいと願っている。何故か金回りが良さそう。
3)Tommy:天然パーマの眼鏡をかけた小柄な40歳代男性。恐妻家のちょっとお調子者の中間管理職ではないだろうか。きっと子供は生意気なのだろう。
4)部長:口髭をたくわえた50歳代の温厚そうな男性。一行の上司にあたる。第1話で意外な技を披露するなど、ただのお飾りではないようだ。
5)壮年の男(先生):総髪で着物を着た恰幅の良い男性。60歳代だが気力が充実しているためか幾分実年齢より若く見える。陶芸、書、絵画等の全てに於いて一流と称されている芸術家のような気がする。喰もまた芸術なりとの信念を持っており稀代の美喰家としての側面もあるような。若僧に厳しい態度を取っているが、何やら事情があるようだ。言動からは若僧に期待を寄せている節が垣間見える。
6)御付の中年:角刈りの50歳代男性、先生の秘書的な役割をこなしている。若僧を様付けで呼ぶなど事情を知っている様子。指には包丁蛸が見える。
7)眼鏡の男:飄々とした立ち振る舞いながら何か一筋縄ではいかない予感を感じさせる謎の男。桜の代紋の入った手帳を某所で見せていたとの噂がある。様々なことに造詣が深く、まだまだ何かを隠していそう。
8)キザ男:眼鏡の男の同僚。ええ家(し)の坊(ぼん)のようだ。締眼鏡の男よりは常識を持ち合わせているが、庶民の事情には疎い。運転が荒い。
9)老齢の女主人:80歳に手が届こうかという年齢の割りに衰えを感じさせない外見を持つ。若僧にばっちゃんと呼ばれるなど親しい関係が伺える。先生と眼鏡の男とも関係が深い。奥から出してきたナイフは手入れは行き届いている物の相当に使い込まれており、つい最近も血を吸った形跡があるようなないような。夜中に隣町の公園で何か大きな袋を埋めていたとかいないとか。そういえば最近店のジーチャン見ないよね。
10)落語好き(特別出演):眼鏡の男の同僚。小太りでこちらも眼鏡を掛けている。逃げた女房に未練たらたららしい。

年末にこんなものを投稿していて、我ながら大いに疑問を感じるが...........................。
とりあえず皆様良いお年を。

吉野家 焼味豚丼十勝仕立て(大盛り) [風景など]

 久し振りにブヨブヨッと松本平へ。所用をこなしつつ折角なのでこちらで一喰いただきたい。
 上伊那には無い吉野家に行って見ましょう。新商品の豚丼も試してみたいしね。
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 塩尻市の吉野家を選定。
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 店内には先客1名。夕喰時間帯の少し前なのでこんなもんでしょうかね。

 今回はメニューを事前に決めてあったので店員が御茶を置きに来た時に間髪入れずに「豚丼、大盛り(480円なり、2011年12月現在)ねっ!!!」と力強くコール。「あと、味噌汁(50円なり、同)も。」
 店員が厨房に「豚丼、大盛り1つ。」と報告して注文終了。
 先客のお盆の上を見ると豚焼定喰。丼との違いは味噌汁が最初からついているのと付け合せの野菜が多いところだろうか。
 待っている間にメニューを検分。
 すき家に押されてか追っかけと表記された追加トッピングを始めている。すき家でも人気の葱卵、チーズに加えおくらとろろ、豆腐しらたきは吉野家オリジナル。
 牛丼は吉野家、すき家、松屋が3強でなか卯がそれに続く。
 たかが牛丼、されど牛丼で各店毎に味付が異なりそれぞれに熱心なファンが付いている。
 ネット上の意見を見る限りでは牛丼単体では吉野家を評価するものが目立つ様に思う。
 自分の後にすぐ来店1名。
 注文は「豚焼定喰大盛り。」
豚さんメニュー、何か人気なのかしらん。
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 さて、来ました。少し甘目のタレの匂いが周囲に漂う。
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 肉は豚三枚肉を使用。牛丼の肉の少なさがネット上で揶揄されているところだが、豚丼の具は形状的に御飯の上に敷き詰め易くさすがに御飯が丸見えという状態では無くて一安心。
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 丼の上にはコールスローサラダが載る。漬物の方がマッチするような気もするが、紅生姜喰いなっせということなのかな。
 御飯は大盛りにしたので1合程度ある。結構量があるね。
 ガヒッ、ガヒッと喰べ進む。タレは缶詰の焼き鳥缶に似た甘いタイプ。焼味というか焦げ味はフレーバーを使用しているようだ。

 以前にもすき家の記事で触れたが自分はあまり牛丼が好きではない。
 豚丼を摂取した身で恐縮だが、吉野家の牛丼はタレの味に定評がある。
 赤ワインなどを加えた特製のタレと拘りのアメリカ産牛肉の組合わせは吉野家の味を形成する重要なポイントだ。どうしても譲れぬ部分がコストに反映してしまい、価格的には他の牛丼チェーンに苦杯を喫してしまっているが、吉野家らしさは失わないで欲しいところだ。
 夕喰刻が近付いてきたせいか少しずつ客が入ってきた。
「豚丼。」
「豚丼大盛り。」
「豚丼。」
次々と厨房にオーダーが飛ぶ。
「豚丼持ち帰り。」

.......................................
誰か、牛丼頼まんかーい!!!

 

美味い棒(第2回) [ネタもの]

*例の如くしょーもない上に長いです。12月23日の記事を読んでいることが前提です。元ネタの二作品に敬意を表します。*

<アバンタイトル>
<第1話のあらすじ>
 若僧一行が駄菓子屋でうまい棒を楽しんでいると、そこに先生が突然現れた。
火花を散らす両者の対峙。
謎の二人組みも絡んで事態は風雲急を告げる。
先生が手にした道具の正体は?

<メインタイトル>「美味い棒-UMAIBOU-」

 駄菓子屋の店内で若僧と先生の緊迫した対決が続く。
 中年が恭しく手提げ箱から出した道具を捧げ持ち、先生がそれを手に取った。
若僧「あれは一体?....」
Tommy「コレカライッタイゼンタイナニガオコルンデスカー?」
先生が道具の内筒を気合と共に引き抜く。
うまい棒1本をおもむろに袋から取り出し外筒の中に装填する。
引き続いて内筒を外筒内にセットした。
先生「これはおかしなうまい棒スティックパーティーというものだ。」
 フンッ、と軽く息を吐きつつ内筒(プッシャー)を押し込んでいくと反対側から均等に6分割されたうまい棒が姿を現した。
小娘が口に手を当てながら驚く。
若僧「ただのパフォーマンスだ。そんな道具に何の意味があるんだっ!!」
先生が若僧達をジロリと睨(ね)め付ける。ニヤリと口元がゆがんだ。

先生「まずは喰べてみるが良い。」
 先生が差し出したうまい棒のスティックを若僧達が口にする。
若僧達の顔に動揺が走る。
若僧「こ、これは.......ば、馬鹿な......」
小娘「まぁ、なんて軽やかな味わい。心が弾むようだわ。それに比べると若僧さんの割ったうまい棒は味に重さがあるわ。」
Tommy「ヒー、ウマイ、ウマイデース!!コンナウマイボウイママデタベタコトガアリマセーン!!」
部長「本当だ、明らかに味が違う。」
眼鏡の男とキザ男も御相伴に預かる。
眼鏡「ほほう、これはこれは。」
キザ男「ん?確かに味が違う気がしますね。」

先生「若僧、オマエにももう理由が判っただろう。」
若僧「くっ、形状が変わったことによる喰感の変化だっ!!」
先生「それだけかっ!!、だからオマエはいつまで立っても愚か者なのだっ!!」
若僧「くそっ!!」

 先生が中年に別のタイプのおかしなうまい棒スティックパーティーを催促する。
先生「中年、次だ。」
中年「はっ、もう準備してございます。」

 先生が幾度か掛け声を発した。
6分割に加えて4分割、8分割のうまい棒スティックがテーブルの上に姿を現した。 
均整の取れたスティックは喰べるのを一瞬戸惑わせるかの如く、美しい。
 
 若僧がそれぞれを口に入れ、小娘達が続く。
若僧「これもっ、これもっ、味が違う。これもだっ」
小娘「まぁ、細いほど味が軽いわ。舌の上で蕩けるようよ。」
Tommy「ドレモウマイデース!!」
部長「うーん、これほどとは。」

 考えを巡らせていた若僧が突然閃いた。
若僧「そうか、判ったぞっ!!」

 そこに突然眼鏡の男が割り込む。右手の人差し指を立てながら喋り出した。
眼鏡「全体の表面積と味の付いている部分の比率が関係しているのでは?」
キザ男「眼鏡さん、ちょっとは空気を読みましょうよ。」
眼鏡「キザ男君、僕は何か間違ったことを言いましたか?」
キザ男が皆に謝る。
キザ男「すいませんねぇ。この人いつもこうなんです。」
 
 先生が眼鏡の男に称賛の言葉を送る。
先生「そこの御方は物を良く御存知のようだ。」
若僧「お、俺だってそのくらい判ったさ。うまい棒が何だって言うんだ。こんなの只の駄菓子じゃないか。」
小娘「若僧さん......。」

先生「若僧、オマエはまだ恥の上塗りを重ねるのかっ。この程度だったとはな。」
先生の目に少し哀しげな色が浮かんだ。
先生は中年にまた道具を催促した。
先生「中年、アレも使うぞ。」
中年「でも、しかし、アレは.........」
 躊躇する中年を先生が一喝する。
先生「早くせんかっ!!」
中年「は、はい。ただいま」
 中年が先程の手提げ箱の底から新たな道具を取り出した。
 どうやらアダプターのようだ。
 
 眼鏡の男がキザ男の脇腹をちょんちょんとつつく。
眼鏡「キザ男君、どうやら面白い物が見れそうですよ。」
キザ男は緊張のあまり言葉を失いゴクリと唾を飲み込んだ。

女主人「あれまぁ、今日は賑やかなことで。」
女主人は慣れているのか、この緊迫が支配する店内で一人ニコニコしていた。

---------怒涛の第3回に続く-----------

Cast
1)若僧:20歳代後半の青年。一応ネクタイ、スーツ姿だがちょっとだらしない感じの服装。「先生」と何やら確執がある様子。やや単細胞な性格。
2)小娘:20歳代前半の可愛らしい女性。こちらは対照的にこざっぱりとしている。若僧に好意を持っている気配あり。
3)Tommy:天然パーマの小柄な40歳代男性。ちょっとお調子者の中間管理職ではないだろうか。
4)部長:口髭をたくわえた50歳代の温厚そうな男性。一行の上司にあたる。
5)壮年の男(先生):総髪で着物を着た恰幅の良い男性。60歳代だが気力が充実しているためか幾分実年齢より若く見える。陶芸、書、絵画等の全てに於いて一流と称されている芸術家のような気がする。喰もまた芸術なりとの信念を持っており稀代の美喰家としての側面もあるかも。若僧を見下した態度を取っているが、何やら事情があるようだ。
6)御付の中年:角刈りの50歳代男性、先生の秘書的な役割をこなしている。若僧を様付けで呼ぶなど事情を知っている様子。
7)眼鏡の男:飄々とした立ち振る舞いながら何か一筋縄ではいかない予感を感じさせる謎の男。桜の代紋の入った手帳を某所で見せていたとの噂がある。
8)キザ男:眼鏡の男の同僚。眼鏡の男の奇行に若干手を焼いている様子。ええ家(し)の坊(ぼん)のようだが運転が荒い。
9)老齢の女主人:80歳に手が届こうかという年齢の割りに衰えを感じさせない外見を持つ。若僧にばっちゃんと呼ばれるなど親しい関係が伺える。先生と眼鏡の男とも関係が深い。

ラーメン大学伊那インター店 ローメン(大盛り) [ローメン]

 今日のローメンはラーメン大学伊那インター店。
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 4月末から冷し中華も始まっておりローメンの幟と仲良く並んで掲げられている。
 2011年B-1グランプリにローメン出品が正式に決定しローメンズクラブの各店舗も気合が入っているようだ。どの店もちゃんと幟を旗めかせている。
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 店内はテーブル、カウンターがあり外観よりは広い。
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 メニューブックが刷新となっていたがローメンに関しては相変わらず壁にメニューが貼られている。
 今回は大盛りでコール(900円なり、2011年6月現在)する。
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 数分で登場。麺2玉を使用しているとのことだが普通盛りの2倍以上あるように見える。
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 肉は豚肉、キャベツが載る。
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 ここのローメンは豚肉を使用しているのとスープにあまり癖が無く喰べ易い。大蒜の微塵切りがタップリと麺に纏い付いている。
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 麺は一見服部製麺のものに似ているが太麺を店舗で蒸したものを独自に用いている。
 服部製麺のものより歯応えがありちょっと幅広い麺だ。
 スープは薄目の味付でそのまま喰べられなくもないがローメンの醍醐味は卓上調味料追加だ。
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 ソースと大蒜の摺り卸が一緒に供されるが元々卓上にセットされている酢、醤油、七味唐辛子、胡椒、辣油も使用可能だ。
 酢と大蒜をたっぷり、ソースを少々追加でいい感じだった。

店舗情報
住所:長野県伊那市伊那御園南部663
TEL: 0265-72-4696
営業時間:11:00-22:30(オーダーストップ22:00)
定休日:木曜日

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※

美味い棒(第1回) [ネタもの]

*例の如くしょーもない上に長いです。12月23日の記事を読んでいることが前提です。元ネタの二作品に敬意を表します。*

<メインタイトル>「美味い棒 -UMAIBOU-」
<シーン1>
 東京下町俯瞰。徐々にズームインしつつ場面切り替え。
<シーン2>
 駄菓子屋外観。年季の入った外観。昭和40年代頃をイメージ。
 とある駄菓子屋の中から賑やかな声が聞こえてくる。
狭い店内にはテーブルが4つ程置かれ、周囲に安い丸いパイプ椅子が配置されていた。
テーブルの一つで男女4人組が歓談している。全員手にはやおきんのうまい棒。
テーブルの上にはうまい棒の空袋多数。

若僧「くー、この味、堪えられないネェ。この味を知らない人は可哀そうだよ。」
小娘「あら、懐かしいわ。子供の頃に良く喰べたのよ。」
Tommy「ヒー、ウマーイ、トテモオイシイデース!!」
部長「私も覚えがあるよ。」
若僧がくるりと後ろを振り向き老齢の女主人に声を掛ける。
若僧「ばっちゃん、うまい棒10本追加だ。味は全部バラバラでねっ。」

 駄菓子屋の店先にリムジンが滑り込んでくる。
少し遅れて黒いスポーツカーが逆方向から現れ同様に店先に駐車した。
スポーツカーはなかなかに荒っぽい運転で土埃が派手に舞う。

 リムジンの中からは総髪の恰幅の良い壮年の男が出てきた。
御付の中年が店の暖簾を手で押さえて総髪の男を案内しようとする。
御付の中年がふと店内を見て一瞬ギョッとした。
中年「わ、若僧様.....。」
続いて壮年の男が店内へ。
眼光鋭く威厳の漂う雰囲気に一瞬にして店内の空気が変化した。
壮年の男も若僧達一向に気付いた。
壮年の男「若僧、オマエは何処にでも顔を出すな、こんな場末の店にまで、目障りだ。」
若僧「貴様こそ、こんな猫の額のように狭い店に何の用だ。」
小娘「わ、若僧さん.....、先生に失礼よ。」
Tommy「ヒ、ヒエー」
部長「........」
店内に緊張が走る。

 やや遅れて黒いスポーツカーから降りてきた二人組みが店内に入ってきた。
一人は英国製のスーツに身を包んだ眼鏡の男。
相方はイタリア製のスーツで極めたキザ男。
キザ男は店に入るないなや、これまたイタリア製の高級ハンカチーフで鼻と口を押さえだす。
キザ男「僕はこういう店はちょっと苦手と云うか.....、埃っぽくて」
眼鏡「そもそも、君が勝手に付いて来たんじゃないですか。僕はこのお店に用があるんです。」
キザ男が小声で呟く、
キザ男「しっかりここまで送らせてるし。」
眼鏡がキザ男を一瞬睨むが、キザ男は素知らぬ顔でそっぽを向く。
店内の緊張を敏感に感じ取ったのか、
眼鏡「おやおや、これはこれは...キザ男君。この流行らない時の流れに忘れさられたかのようなお店に妙に活気が溢れているようですよ。」
 店内の先ほどの会話が外に漏れていたのか。
キザ男「眼鏡さんの言い方が一番失礼だと思います。」
眼鏡「それは失敬。」

 女主人が壮年の男(以下、先生)に話しかける。
女主人「先生、今日は何になさいますか?ソース煎餅、それとも梅ジャム?、あんこ玉の良いのが入ってますよ。」
 先生の眼光が一際鋭さを増した。
先生「若僧と同じ物を貰おう。」
女主人「はい、ただいま準備いたします。」

 続いて、
女主人「眼鏡さんはどうされます?」
眼鏡「僕はいつもの。それからうまい棒を2つ。味はおまかせします。」
 キザ男がボソッと呟く。
キザ男「こっちも常連なんだ…。」
眼鏡「何か言いましたか?」
 キザ男がちょっと大袈裟に手を上げて顔の横で両の掌を前に向ける。
キザ男「いえ、何にも。」

 先生にうまい棒数本が渡され、眼鏡の男にはうまい棒の他に駄菓子が大量に手渡された。
呆れた様な顔でキザ男が眼鏡の男を見る。
眼鏡「おや、キザ男君、君は何も頼まないのですか?」
キザ男「無いんだ、僕の分。」
キザ男は商品をザッと見渡すがドギツイ原色バリバリの駄菓子達を見てウッ、と小さく呻き声を上げた。
眼鏡の男はよっちゃん酢イカをしゃぶりつつ涼しげな顔でキザ男を見ていた。
キザ男「じゃあ、僕もうまい棒、というのを2本。おまかせで。」

 暫く静かなおやつタイムが流れる。
若僧「あんなの無視してこっちはこっちでやりましょう。」
若僧が得意げに続ける。
若僧「小娘さん、見ててごらん。こうやって、うまい棒の袋を押すと.....、後は仕上げをごろうじろっと。」
若僧がテーブルの上に置いたうまい棒を圧迫してから袋を開けると太さはバラバラながら中身が縦に4つに割れていた。
小娘「若僧さん。凄いわ。」
Tommy「ホ、ホヘーッ!!」
 部長がちょっと子供っぽい笑みを浮かべた。更に部長がうまい棒を軽く握って底部をいきなり膝にパンと打ち付けると包装上部が開いてうまい棒が中から顔をニュッと覗かせた。
小娘「あら、それは?」
部長「昔こういう開け方が流行ってね、久し振りにやってみたが上手くいって良かったよ。」
Tommy「ワタシモヤッテミタイデース!!!」
Tommyがうまい棒を力任せに掴む。見るからに力み過ぎている上に何故か袋は既に一部破かれている。
若僧「Tommyさん、そんなに力を入れたら....あ、あ、あ、言わんこっちゃない。」
Tommyは膝に袋を打ちつけたが何も起こらない。なおかつ袋を完全に開けてみると中身はバラバラ。
Tommy「オー!!、コナゴナニクダケテシマイマシタ!!!クヤシイノデワカゾウノフユノボーナスハ、ナシデース!!」
若僧が激昂して立ち上がりTommyを指差す。
若僧「チクショー、何だそりゃ、職権乱用だ。」
小娘がとりなしつつ言うも、いつものことなのかちょっと笑っている。
小娘「まあまあ。二人とも落ち着いて。」

 突然、店内に高らかな笑い声が響き渡った。
若僧はTommyの首を絞め、Tommyは若僧のネクタイを引っ張りつつ頭に噛み付いていたがピタッと両者の動きが止まる。

 笑い声の主は先生だった。
先生「うわぁーはっはっはっ。若僧、オマエは余程うまい棒の喰べ方を知らんと見える。」
若僧「何だとっ!!!」
先生は若僧の激昂を意に介さず泰然自若な態度を崩さず続ける。
先生「中年、アレを。」
中年「先生、宜しいのですか。」
先生「構わん。出せっ。」
中年が持ち出したのは蒔絵が施された手提げ箱。
一目で高価な品と知れる。
蓋を開け、紫色のサテンの布を開くと中から見慣れぬ道具が出てきた。

 眼鏡の男の眼鏡が一瞬怪しい光を放った。

---------緊迫の第2回に続く-----------

Cast
1)若僧:20歳代後半の青年。一応ネクタイ、スーツ姿だがちょっとだらしない感じの服装。「先生」と何やら確執がある様子。やや単細胞な性格。
2)小娘:20歳代前半の可愛らしい女性。時折見せる翳のある表情からは過去に何か深い業を背負っているのかも。
3)Tommy:天然パーマの小柄な40歳代男性。ちょっとお調子者の中間管理職。
4)部長:口髭をたくわえた50歳代の温厚そうな男性。一行の上司にあたる。
5)壮年の男(先生):総髪で着物を着た恰幅の良い男性。60歳代だが気力が充実しているためか幾分実年齢より若く見える。陶芸、書、絵画等の全てに於いて一流と称されている芸術家のような気がする。喰もまた芸術なりとの信念を持っているような。若僧を見下した態度を取っているが、何やら事情があるようだ。
6)御付の中年:角刈りの50歳代男性、先生の秘書的な役割をこなしている。若僧を様付けで呼ぶなど事情を知っている様子。
7)眼鏡の男:飄々とした立ち振る舞いながら何か一筋縄ではいかない予感を感じさせる謎の男。桜の代紋の入った手帳を某所で見せていたとの噂がある。何となく紅茶好きの予感。
8)キザ男:眼鏡の男の同僚。眼鏡の男の奇行に若干手を焼いている様子。どうやらええ家(し)の坊(ぼん)のようだが運転が荒い。
9)老齢の女主人:80歳に手が届こうかという年齢の割りに衰えを感じさせない外見を持つ。若僧にばっちゃんと呼ばれるなど親しい関係。先生と眼鏡の男とも前から交流があるようだ。

呉竹鮨  寿司折詰 & おまけ [仕出し弁当]

 今日の御弁当は久し振りに呉竹鮨の寿司折詰。伊那市の人気鮨店の一つで広域農道沿いに店舗がある。
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 早速開けてみましょう。パカッ。いやーん。
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 鮨折詰は色とりどりで綺麗だねぇ。蓋にネタがくっつかないように葉欄(ばらん)が載せてあった。関係ないけどシュウマイは蓋をあけると必ず1個か2個は蓋にくっついてしまっているよね。
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 さて、ネタを見ていきましょう。
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 厚焼き玉子は甘目の味わい。人気の穴子はふっくらと炊けている。イクラの軍艦、雲丹と白海老の軍艦。白海老は富山名産で天麩羅も良いのだが、刺身にすると身がネットリと甘く美味。雲丹の味に決して負けていない。
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 鮪赤身のヅケ。表面は湯霜(熱湯等で表面のみ加熱する技法)仕上げにしてある。真鯛、中トロ。
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 蒸し海老、巻物は鉄火巻きと河童巻き。
 ちょっと量が少ないのだけが残念だ。というわけで蕎麦も一緒に摂取。
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 セブンイレブンの冷たい蕎麦は結構美味しいと思う。たまたま節分バージョンになっていた。そうです。また季節感無視です。
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 豆しばとコラボレーションした炒り豆が一緒に封入されている。
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 つるつると摂取。写真を撮り忘れたが豆は20個位入っていた。年の数だけ喰べるべきところだろうがちょっと足りぬ。
 今回は入手しなかったが恵方巻もこの時期には必ず売られるようになっている。この地域で関西のやり方(その年に定められた方角を向いて黙って丸毎摂取)を遵守している人はどの位いるのか不明。ネタ目的にフランセ板屋のエスプリ・ド・エクレールを丸毎一本喰いしても良かったかな?
 
店舗情報
住所: 長野県上伊那郡南箕輪村南原9792-4
TEL: 0265-73-3248 ‎
営業時間:11:00~14:00, 17:00~23:00
定休日:月曜日

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:南箕輪村

Gundam BE@RBRICK Volume 2 [ムダ遣い]

 これも完全に男の子向けの記事です。
 またまたニシザワショッパーズでブヨブヨしているとGundam BE@RBRICK Volume 2を発見。以前Volume 1を捕獲したが今回も全16種類なり。
 詳細は後述するが渋目のラインナップだ。必死でゴソゴソと売り場を探すがなかなか全部揃わない。GUNDAMとZAKU II(Char Custom)が見当たらぬ。特に後者は通常の3倍の速度で売れてしまったのか.......。 
 しつこく探していると底の方に1個ずつ埋もれており何とか今回も全16種類を捕獲できた。
 通りすがりのバーチャンが怪訝そうな顔でこちらを見ているがまたまた無視、人が何かに夢中になっている姿はきっと美しかろう..........。
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 Volume 2のラインナップはNo.1 GUNDAM(Clear version), No.2 ZAKU-II(Char Custom, Clear version), No.3 ZEONG, No.4 ZAKU I, No.5 GOGG, No.6 AMIRO RAY, No.7. CHAR AZNABLE[A], No.8 CHAR AZNABLE[B], No.9 GUNTANK, No.10 GYAN, No11. ZAKRELLO, No12. BRIGHT NOA, No13. KYCILIA ZABI, No14. GARMA ZABI, No15. LALAH SUNE, No16. FRAW BOWとなっている。
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 気になったデザインのものを幾つかピックアップしてみましょう。先ずはキャラクター編。
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 左からララア、シャア、フラウ・ボウ。
 ララアはアメリカ先住民族の娘さんのようになっている。キャスバル兄さんはマネージャーみたいだ。
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 横からみるとララアとフラウ・ボウは妊婦さんみたいだね。ララアの私服は常にゆったりとしたワンピースだったのでもしかしたらマタニティファッションだったのかも知れないが、フラウ・ボウは宇宙世紀0079年の時にはすでにハヤトとできていたのだろうか?
 更にシャアは何ですか、これは。中年太りじゃないですか。オッサンですよ。がっかりです。

 次いでメカニック編。ファンの叫びが偉い人に届いたのか、ジオング、ガンタンク、ザクレロといった足の無い(ザクレロには脚的なものは元々付いてはいるが)ものが登場した。
 先ず、ジオング。
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 色合いといいデザインといいネズミみたいですな。しかもあー、ハムスターだー、可愛いー[黒ハート]じゃなくて駆除されるタイプの方ですよ。
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 問題の脚部はバーニアからの噴射炎を表現して折り合いを付けたようだ。偉い人達もこれなら許してくれそうだ。
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 ガンタンクの脚はキャタピラ、ザクレロはあまり工夫が無いね。手は鎌にして欲しかった。
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  ゴッグは或る意味アレンジが突き抜けている。
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 オリジナルデザインだとメタボの守護神のようなフォルムが随分とスリムになっている。
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 何か悪い病気にでもかかったか?
 もしかしたら以下のようなやり取りがあったのだろうか。
 軍医「あー、次の方どうそ。」
 ゴッグ「はい。」
 軍医「えーとカルテ番号がMSM-03、ゴッグくんね。」
 ゴッグ「どうだったでしょうか。」
 軍医「あー、これはまずいねー。血圧も高いし、おしっこに糖が出てるねー。このままだと長生きできないよ。」
 ゴッグ「え?え?」
 軍医「先ず、体重を減らさないとねー、そのお腹何とかしなくちゃね。」
 ゴッグ「頑張ります。」..............ナイナイ。
 個別に分けて撮影しなかったがマ・クベ大佐の愛機ギャンも登場している。
 マ・クベと云えば昔は気障で狡猾なスカしたオッサンとしか思わなかったが、今になってみると印象が変わっている。
 死の間際でさえ白磁の壺をいいものとして気にかけていた辺り、実は趣味人、粋な人物だったのではなかろうかと感じる。もしかしたら駄目人間の部分が自分と共鳴しているだけかも.......。

 しかしこのBE@RBRICKは全て同一のフォルムで塗り分けのみで多彩なキャラクターを表現しているんだよね。ちょっと感心。

アルプス公園で動物と戯れよう(PG-18相当) [風景など]

 蓼科ふれあい牧場で何匹かの動物と触れ合えたものの、豚さんがおらず不完全燃焼。
 松本市方面に行く用事ができたついでに松本市のアルプス公園に向かう。ここも小規模ながら動物を飼育している。(だらだらと長いです。閲覧注意)
 Golden Weekの中日は天気も良く、公園には家族連れが目立つ。
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 高台にあるため安曇平を一望できる。
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 御目当ての動物達は小鳥と小動物の森と名付けられた一角にいる。
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 ふれあい広場では山羊、兎、モルモットなどと戯れることができる。
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 入り口手前に栗鼠のケージ。
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 モルモットや兎は結構数がいるね。
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 すのこの上でくつろぐ姿は健康ランドで寝そべっているオッサンを彷彿とさせる姿だ。
 ヒラヒラしている周りの黄色い紐は鴉除けとの由。
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 山羊はあまり人怖じせず触らせてくれる。
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 御存知の方も多かろうが山羊などの瞳は横に長い。
 豚さんは広場の奥の方で悠然と過ごしていた。自分で掘った窪みに体を納めている。
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 見知らぬ子供達も豚さんを見つけたらしく豚さん、いたーと言いつつこちらに走ってくる。
 いや、違うんだ、このオッサン(もとへ、ナイスミドル)は違うんだよ、もし写真を撮るなら事務所を通してから.............、良かった子供達に間違われなくて。
 豚さんの毛は結構剛毛。
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 さて、他の動物も見ましょう。
 順路には足跡がペイントされていて行方を追っていくとどの動物かわかるようにしてあり、子供達が熱心に追いかけている。
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 さて、これは何の足跡でしょう?
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 (正解は一番最後に、苦情は受け付けません)
 狸。
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 猿山。
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 猪。
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 これはボスのダーちゃん(♂)。
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 何故か一頭ずつ出てきては同じ場所でオシッコをして去っていく。これは何かのショー?
 猪の♂のオシッコは前に、♀のオシッコは後ろに飛ぶことを発見できた。これを知っていると山などで役に立つかも?
 
 鳥類も梟、隼、鸚哥、鴨などが飼育されている。
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 白鳥と黒鳥。
 この他には日本鹿、ハクビシン、ポニーなどを見学できる。基本的には近隣の山で捕まった動物が多い。
 思い返してみると猿とハクビシン以外は一通り喰べたことがあるなぁ(勿論、狸も)。

 さて、足跡の主。
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 ...............................。
タグ:松本市