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長野道(上り)姨捨S.A. レストランおばすて ごま味噌おしぼりうどん [郷土料理]

 長野市で所要をこなし帰路に着く。
 遅めの昼喰を長野道(上り)姨捨(おばすて)S.A.のレストランおばすてでいただく。
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 ここは上下線共にデカ盛りメニューを出したり期間限定で面白いメニューがあるので時折立ち寄るS.A.だ。
 今回のお目当ては更埴(現:千曲市)地域の御当地名物のおしぼりうどん。
 レストランのショーケースを検分するとごま味噌おしぼりうどんの名があった。
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 席に着き数分で登場。
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 饂飩は温製で鉄鍋に茹で汁毎入れられている。
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 右下の御椀に入った白い液体は辛味大根を卸した物の搾り汁で上の小鉢の味噌を溶いて味付けする。
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 ここの味噌は胡麻味噌で半擦り位の胡麻が信州味噌に混ぜてあった。
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 場所によっては焼き味噌を使うところもある。
 味噌を半分位溶いて味を見て下さいというので先ずは言われた通りにする。
 辛味大根のピリッとした刺激が最初にある。
 この辛味は揮発性なので置いておくと徐々に刺激が抜けてしまう。
 味噌はしっかり溶いてしまうより多少塊が残る位の方が味が変化して面白いと思う。
 どうせならおしぼりそばも喰べたかったのだが、残念ながら提供は無い。
 裏技としてこのおしぼりうどんにざる蕎麦を追加して頼めば味わうことができる。
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 セット(おしぼりうどんの単品もメニューに無い)で付いてきたソースかつ丼はやや甘目のソースで駒ヶ根・伊那タイプのソースかつ丼に近い味わい。
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 御飯も半合強といったところでうどんと合わせてちょうど1人前の喰事となる。
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 料理長お勧めの野沢菜ミックスピザも調子に乗って注文。
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 野沢菜の塩気とチーズが意外と合う。

 実物を見たところでおしぼりうどんに付いて概説しておこう。
 以前高遠蕎麦の時にも触れたが皆様御承知の如く信州は山に囲まれた地故に海産物の入手が極めて困難な時代が長かった。
 また平地が少なく寒冷地のために米作に適した地域が限られ、代替作物として蕎麦、小麦の栽培が推奨されていた。
 今でこそ鰹節、昆布等は容易に入手できるが昔の信州では乾物ですら希少で正月等のハレの日に食卓に上ることはあっても日常では贅沢品として使用が制限されていたという。
 同様に塩や醤油も貴重品であったのだが、何とかして美味しく蕎麦や饂飩を喰べたいという欲求がおしぼりそそば・うどんという喰べ方を編み出させたのだ。
 素朴な味わいながら意外と芯のある喰べ方だ。
 

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割烹だるま 三色丼(PG-18相当) [郷土料理]

 だるまでの宴会。今度だるまに行ったら是非頼もうと思っていたメニューと遂に対面。
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 では、早速開けてみましょう。パカッ、いやーん。







 今ならまだ引き返せますよ。PG-18相当であることを良く考えてみてください。

 初期の頃から見ていただいている方はもう見当が付いていると思いますが、最近この駄ブログを見ていただけるようになった方は特に熟考してください。
 苦情は受け付けません。あくまでも自己責任で御願いします。




 










 伊那谷が誇る珍味三色丼でございます。ローメンまつりで早喰い大会に使われていたものを再現して貰っている。
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 蝗、蜂の小、ざざ虫が載っている。
 事前に女将に頼んでおいたのだが、今年はざざ虫が天竜川の護岸工事の影響で不漁でできないかもと云われていたが無事対面を果たすことができた。
 人数分を用意するわけにもいかないので、皆さんでシェアしましょう。丼を隣の御仁に手渡す。コラコラ、写真だけ撮って隣にそのまま渡してんじゃないよ。10数人程の手を経て帰還してきた丼は1/3も減っていない。高級食材なのに..........欲の無い人たちばっかりだねぇ(絶対に違う)。
 基本的に甘露煮というか佃煮なので御飯に合うねぇ。上に散らされた紫蘇と喰用菊でサッパリと、またガリで口中をリフレッシュしつつ残りをいただく。

 上からざざ虫、蜂の子、蝗
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 蜂の子の成長の変化を楽しんで.........これくらいにしておきましょう。

店舗情報
住所:長野県伊那市伊那荒井元町3386
TEL: 0265-72-3168
営業時間:9:00〜21:00
定休日:日曜日

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:伊那市
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楽座紅葉軒 桜花丼 [郷土料理]

 今日は上伊那の郷土食である馬肉料理の紹介。
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 楽座紅葉軒で馬肉の刺身を使用した桜花丼を喰す。店舗は伊那市高遠にある。入船交差点から天竜川を渡って東進し、そのまま高遠市街を抜けると信号のある丁字路に突き当たる。右折しそのまま直進すると左手に店舗が見える。看板が少し見えにくいので通り過ぎないように気を付けよう。
 楽座紅葉軒は精肉の販売もしており、この近辺での馬肉の購入にはこの店の名前が真っ先に挙がる。
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 入り口を入って直ぐに馬肉の販売所があり、食堂は左に存在している。
 桜花丼を注文。この他に馬肉のステーキ、ソースかつ丼、高遠蕎麦、うどん等がメニューに載る。
 馬肉はその色合いからサクラ肉とも呼称され、長野県は熊本県と並ぶ馬肉消費県だ。市内各所で馬刺し、おたぐり(馬の腸のモツ煮)等を味わうことが可能だ。
 10分ほどで登場。馬肉が牡丹の花のように美しく盛り付けられている。
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 生姜醤油で軽くヅケにされており味は一通り付いている。テーブルに醤油もあるので味が薄ければ自分で足すことも可能。生姜と馬肉の下に敷かれた大葉(紫蘇)の風味と香りで喰が進む。鉄火丼を連想させるが御飯は温かく、酢飯では無い。
 馬肉を牛蒡等と一緒に煮た牛丼風のさくら丼も扱っており喰べ比べるのも良さそう。

店舗情報
住所: 長野県伊那市高遠町小原305-1
TEL: 0265-94-2154
営業時間:11:30~14:00
定休日:火曜日
予約により夕方の営業も可だそうです。
店のホームページ
http://www7a.biglobe.ne.jp/~rakuza/

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:伊那市
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食事処 山の神 さくら丼(30周年記念盛り) [郷土料理]

 今日の昼喰は食事処 山の神。
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 最近(2010年12月頃より)開店30周年記念の看板が壁面に掲げられるようになった。
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 元々御値打ち価格だったメニューが更に御得になっている。2011年も暫くこの価格での提供だそうなので是非足を運ばれたし。
 さて、自分は上記の状況を全く無視してさくら丼を注文(1100円なり、2010年12月現在)する。肉のカットに時間がかかったのか15分程で登場。
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 どちゃっと馬刺しが載せられている。大将が30周年記念盛りにしといたよー、というわけで通常より盛りがパワーアップしているようだ(自分は大将と顔見知りなのでサービスが入っています。実際の提供と異なるかも知れません)。
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 さくら丼の馬肉は少し下味が付けられており、このままでも十分喰せる。生卵の黄身を崩して御飯と絡めつついただく。御飯は酢飯では無く、普通の御飯。こちらも30周年記念盛なのか1合半以上あった。生姜を薬味に醤油を適宜使用しつつ完喰。
 味噌汁と香の物が付く。馬刺しが苦手な方には馬肉を牛丼風に煮た桜肉丼が用意されている。

 馬肉ははその色合いを桜に見立ててさくら肉とも呼ばれる。低カロリー、低脂肪、高栄養、高ミネラルの肉で優れた食品だが日本国内でも地域により常喰地域と非常喰地域での差が激しい。長野県は中信、南信地方では良く喰されている。牛刺しとは違って馬刺しのネットリとした喰感は好き嫌いが分かれるかも知れない。あの喰感が良いのだが。
 余談だが馬肉は古来より傷に効くとされ、怪我をした場合に馬肉を傷口に貼り付けたり、腕や足の怪我の場合は馬肉の固まりに裂け目を作り中に肢を突っ込んで治療したと聞く。キスマークも馬肉を一晩貼っておくと消えているそうだが.........。
 
店舗情報
住所:長野県伊那市伊那1303-7
TEL: 0265-72-9930
営業時間:11:30〜?(蜂の子丼参照)
定休日:木曜日

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:伊那市
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食事処 山の神 蜂の子丼 [郷土料理]

 6月4日、今日は6(む)、4(し)でむしの日。そう、虫の日である。長野県の誇る昆虫食を楽しむ日だ。この日は皆、朝から一日中御祭り気分だ。小学校や病院の給食にも昆虫メニュー(今年はザザムシパスタとイナゴバーガー)が供される。駅前や市役所ではコンパニオンガールが道行く人々に小皿に盛られたイナゴ、ザザムシ、ハチノコ等を飛びっきりの笑顔で振舞う光景が見られ、伊那谷一円を挙げての大イベントと化している。かくいう自分も出社の途中にプラスチックの小さな容器に入れられたイナゴの甘露煮をいただいてきた。10匹程入っている。職場の女子が目ざとく見つけて、ちょーだい[黒ハート]と五月蝿いがこればっかりは譲れぬ、こいつはお昼の楽しみにとっておこう。
 
 すいません。うそつきました。ちょっと腕立て伏せしてきます。(真実はローメンのコーナーの萬里をみてください) 県外出身の新人を騙したらそのまんま信じてるし、長野県をどういう目で見ているのだ。

 さて、本題。食事処 山の神は伊那インターを降りて市街地方面へ下る。右手に伊那中央病院が見えたらもうすぐ、カラオケ店の隣だ。店の周囲に数台分の駐車場がある。
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 目立つ店なので気になっている方も多かろう。
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 店内は小上がりとテーブル席、本来は焼肉メインの店で各テーブルにロースターが付く。
 本日の御目当は焼肉ではなくてこれ。
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 蜂の子丼、1100円なり(2010年5月現在)。数分で登場(盛るだけだしね)。
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 値段からいって普通の御飯茶碗に蜂の子がちょこっと盛られているだけかと思ったらフルサイズの丼だった。
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 蜂の子も気前良くたっぷり載せられている。土産物屋で買うとこれだけで1000円を越えそうな勢いだ。嬉しいような、嬉しくないような....。
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 観察してみると幼虫、蛹、成虫一歩手前と種類に富んでいる。特に成虫一歩手前のキミはもう少しで外に飛び出せるところだったのに、こんな結末を迎えるとはその無念や如何に......余計な御世話か。味付けは砂糖と醤油がメイン、煮汁がタップリかかっている。蜂の子自体は柔らかく、食感はちょっとクニュクニュしている。例えるなら魚の白子を甘く煮付けた感じということで。おやっさんから「御飯いくらでも盛ってやるよぉー」、と言われるがバランスというものが.....。ガヒッガヒッと完食。
 夜近くを通ると午後8時位に閉まっている時があるので訪ねると「19:40頃にお客さんが居なければ閉めちゃうよぉ~、宴会の時は遅くまでやるよ~。」との事、おおらかというか大雑把というか。焼肉類も安いので興味がおありの方は是非覗いて見て下さい。
 ちなみに蜂の子は精力増強に効果があるとか、ないとか。

店舗情報
住所:長野県伊那市伊那1303-7
TEL: 0265-72-9930
営業時間:11:30〜?(本文参照)
定休日:木曜日

※定休日、営業時間は変更になっている可能性もあります。※
タグ:伊那市
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割烹だるま 伊那珍味三点セット [郷土料理]

 職場の送別会に潜入。宴会料理の他に裏工作をしてオプションの料理を頼んでおいた。長野県の誇る郷土食、昆虫食である。特別に女将さんに御願いして三点盛りにしていただいた(自社製でお土産として購入もできる)。昆虫食といえば長野県を連想される方も多いと思うが実際のところ若い世代は食べる機会があまりない。自分も宴席の付きだし等で出てくれば口にするが、買ってまでは食べない。
 宴もたけなわになった頃、裏主役の登場。
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 酒が入っているためか女子も興味本位でつまんで食べている(もちろん強要はしておりません)。オッサン連中は何の抵抗も無く普通に食べる。
まずハチノコ
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 幼虫、蛹の状態から孵化寸前のかなり成虫に近い状態のものまで混じっている。地蜂やクロスズメバチなどが食べられているが後者の方が高級品である。甘味とコクがあって味的には一番食べ易い。ネットリした感じは魚の白子に少し似ている。好きな人は茹でただけのものを御飯に乗せたり、サラダに入れて食べたりする。
 ついでイナゴ
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 昔は良く自分で採ったものだ。オンブバッタといって2匹一緒にいるものやアブライナゴというちょっとキリギリスに似たのも一緒に捕まえていた。一晩袋に入れておいてフンをさせてから甘露煮にする。香ばしく歯応えがある。脚がたまに歯に挟まるのも御愛嬌だ。一時期農薬が空中散布されていたときはあまり見かけなかったが最近は結構見かけるようになった。
 ブラジルでもイナゴの類を揚げたものがスナックとして売られているらしい。2袋一気に食べたオッサンが農薬中毒で急死したというニュースを昔みた。
最後にザザムシ
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 実は今回初めて食べた。ザザムシはトビゲラやカワゲラ等の水棲昆虫の幼虫の総称である。甘露煮になっており、あまり生前の姿は偲べない。歯応えや味はちょっとシジミの佃煮に似ている。川苔の風味を思わせる苦みや野趣がある。地元出身の同僚によるとアオムシと呼ばれる体色のものの方が風味が強く美味だそうだ。それにしても佃煮という調理法は偉大だ。大概の物は食べられる味付けに変えてしまう。
 天竜川の護岸工事とザザムシ漁をされる方の高齢化で近年採取量がかなり減っている。東京などの珍味店では2-3匹で1000円位するとの噂も耳にした。
しつこく主役達のアップ。
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 この他にカイコの蛹も煮付けたり粉にしてふりかけの様にして食べる。独特の匂いが強烈でまだ食したことはない。近所のスーパーでも匂いが漏れないようにラップで5重、10重に密封されて売られていたが最近はあまりみない。製糸業が衰退して蚕の需要が減少しているのも関係あるのだろう。
 関係ないが親戚のオッサンはセミの羽を毟ってフライパンで炒って食べていたなぁ。
 2008年の秋、上伊那地区の小学生の間でトンボの卵を食べるのが何故か流行った。とんぼを捕まえて尻から卵を搾り出して生のまま食べていた。本当に大丈夫なのか?このせいなのか2009年の秋はほとんどトンボを見かけることが無かった。もしかして絶滅したのか?バカな子供のパワー恐るべし。
タグ:伊那市
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